OSJ

NPO法人オーガニックスプレッドジャパン
代表理事　木戸脇大樹

近年、世界的に「持続可能な食糧生産の在り方」に注目が集まる中、自然環境に配慮したオーガニック農業への関心は年々高まっています。我が国日本でも、コロナをきっかけに国民の健康意識が高まったことと、「みどりの食糧システム戦略」と題して、農林水産省が2050年までに有機農地面積を25%に拡大する目標が掲げられたことで、全国的にオーガニック農業に取り組む市町村や自治体が増えてきています。しかし、2024年現在、25%まではほど遠く、1%程度というのが現状です。この現状を打開するべく、オーガニックスプレッドジャパンは［食と農に関する情報発信］と［市民連携の生産コミュニティ”耕し隊”］の活動を通して、オーガニックの普及に取り組んでいます。また、地方と呼ばれる農村地域では、少子高齢化、若者の農村離れにより、雑草だらけで荒れ果てた農地が増え続けており、獣害も年々拡大傾向にあります。自国で生産できる農地があるのにも関わらず、活用することなく輸入に頼っているのが今の日本です。今の日本の農業の現状を多くの国民に伝え、使われていない農地を有機農地へと再生させていくことが、未来のため、子どもたちのため、地球のために必要なことではないでしょうか？
私たちの活動に共感、賛同いただけましたらご支援、ご協力、宜しくお願い致します。